いちごの魅力

いちごハウスで働くミツバチの様子(動画)

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いちごハウスでの働き者のミツバチの存在を知っていますか?

いちごハウスの中で、人の次に働き者なのがミツバチです。別のページ(→ミツバチ大丈夫?)でも説明しましたが、いちごの花は受粉できないと果実にならないため、受粉の得意な「ミツバチ」の応援を頼むしかありません。

しかし、ビニールに覆われているビニールハウスでは自然のミツバチは入って来れません。そこで、いちご農家さんは、わざわざミツバチを買うかレンタルして、いちごハウスの中で放し飼いにします。すると、一生懸命に受粉活動をしてくれるんです。ミツバチにしてみれば、女王蜂や子供たちのために蜜や花粉を集めているにすぎないのかもしれませんが・・・・

多くのいちご農家さんが使うミツバチは「セイヨウミツバチ」という種類です。私たちが一般的に良くテレビで養蜂農家さんのはちみつ採取のシーンを見ますが、あれに出てくるミツバチです。

そんなミツバチにもいちごの受粉作業が上手な子や下手な子が存在するんです。

受粉が上手なミツバチは、花の雄しべと雌しべの周りをぐるぐる回るようにして花粉や蜜を集めて、満遍なく受粉させてくれるんです。まだ花粉と花蜜採取係になりたてのミツバチは受粉がへたっぴで、その子が受粉させると、いちごの花が十分に受粉できずに奇形果と言われるいちごになってしまいます。

ちなみに、1匹のミツバチが1日に受粉する花の数がどれくらいか知っていますか?

なんと、2000本の花を飛び回るんですよ。凄いですね。

ミツバチの受粉作業中は静かに見守ってあげてくださいね

こんなに頑張っているミツバチたちですから、どうぞ、いちごハウスで見かけても怖がらずに応援してあげてくださいね。こちらから何かしなければ、何もしてこないおとなしい性格ですから。もし摘みたいいちごのそばで受粉作業をしていたら、ほんのしばらく待ってあげてください。受粉作業をみんなで観察して楽しむのもいちごハウスならではの楽しみ方ですよ。写真撮ってインスタにあげてもいいかもしれません!ミツバチはよーく見るととても愛らしくて、親しみがわく昆虫なんですよ。

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