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6月の夜の満月はストロベリームーンと呼ばれる

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6月6日の夜の満月はストロベリームーンと呼ばれる

みなさん、毎月訪れる満月にはそれぞれ名前が付けられているのをご存じですか?
その由来は、アメリカ合衆国・五大湖の西側に暮らすネイティブインディアンの暮らしにあるそうですよ。彼らは、農耕や狩猟が困難な森林地帯を生活の場とし、野生の木の実や種子、野生の動物を採集する暮らしを送ってきたことから、その時に採集できるものを月の呼び名にしてきたのだそうです。

その中の1つに6月のストロベリームーンがあるのです。

それは、6月がイチゴの収穫時期であり、その時期に昇る満月だからストロベリームーンというわけです。日本では、実際にはイチゴの最盛期は6月ではなくハウス栽培で2月~3月、露地栽培でも4~5月初旬であり、6月は少し遅いのですが、地域特性があるのですから仕方ありません。

別名をハニームーンとも呼ぶ

ちなみに、他の国や地域でもそれぞれ呼び名があるようです。有名なのが「ハニームーン」。ハネムーンの由来ともいわれています。
「honeymoon」は蜂蜜(Honey)と月(Moon)の合成語で蜜のように甘い時間と月の満ち欠けに見立てた愛情の移り変わりを例えた言葉だそうです。

いちごのように月が赤くなるからストロベリームーンは間違い

もう一度、ストロベリームーンに話を戻しますが、日本では2010年代後半からマスメディアで盛んに取り上げられるようになり、その際に月がイチゴのように赤く見えるため名付けられたという誤情報も広まってしまったようです。赤く見えるといってもイチゴのような鮮やかな赤やピンクに月が染まるわけではなく、あくまで赤みや黄色みがかって見えるという程度のようですが。

ストロベリームーンと恋愛の関係

ストロベリームーンには「恋を叶えてくれる月」の異名があり、好きな人と一緒に見ると結ばれる、恋愛運が上がると信じられています。その由来は、出所不明ですがストロベリームーンというかわいらしい名前と色からこのような逸話が伝わっていったのだろうといわれています。

他にもストロベリーの名前を冠している言葉

ストロベリートークという言葉を聞いたことがありますか?語源はカメラマンが被写体に話しかけることで、 緊張を解き良い表情を引き出させるような会話の事らしいですが、現代では「女性を口説く時に使う甘い言葉」という意味になっているそうです。いずれにしてもい、ストロベリーと名がつくと、甘くかわいらしくそして、ロマンティックな印象になるのは、やはりいちごのもつ甘さや可愛さからくるのでしょう。

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