いちごを美味しくいただくには、どんな食べ方が好きですか?
詰みたていちごをその場で頬張ったり、練乳をたっぷりつけて食べるのが一番おいしいに決まっていますが、それ以外だと、私はいちごのショートケーキといちご大福が大好きです。
チョコをディップして食べるのは、おしゃれな感じがしますが、せっかくのいちごの甘さを台無しにするようで私は好きではありません。
じゃあ、ケーキの生クリームや、大福の餡の甘さはいいのか!という話になりますが、いいんです。相性がとてもいいから。
いちごショートケーキの生クリームは、それ自体が自己主張しすぎず、むしろいちごの甘酸っぱさを引き立ててくれます。
そして、いちご大福の餡は、同じ畑の作物だからでしょうか。甘さの相性が抜群なのです。
というわけで今回は、家庭でできるいちご大福の作り方をお伝えしましょう。
最近は、いちご狩りに行っても体験オプションでいちご大福づくりが楽しめる施設もあるようですが、家庭でも簡単にできるんです。お子さんのいる家庭や、恋人同士で作ってもきっと楽しい体験になり、最後に美味しくいただけるので2度楽しめてでオススメです。
では早速そのレシピをご紹介しましょう。
1)準備するもの
【6個作る場合】
●もち粉1袋 ●こしあん1袋 ●片栗粉1袋 ●いちご少しだけ大粒6個
むちゃくちゃざっくりですね(苦笑)。もち粉は市販のものは1袋の量がだいたい同じなので、1袋で6個分ぐらいだと思ったらいいと思います・・・・たぶん・・・
こしあんは、絶対余ります。残るので、例えば朝にトースト&マーガリン&こしあんで食べるとかして消化してください。
片栗粉は手にくっつかないようにするための粉なので余りますが、これは用途がたくさんあるので余っても大丈夫ですよね。
だいたい、これで予算800円ぐらいで揃うでしょう。※いちごをどれぐらいの価格のものを選ぶかでだいぶ違います。あまおうは高いから他のブランドでもいいと思います。
2)お餅を作ります
まずは、もち粉をボールに入れ、水を少々入れて混ぜていきます。水の量は袋の裏面に書いてある説明を読んで決めてください。
耳たぶぐらいの弾力が出てきたら、卵Lサイズの半分ぐらいの大きさにちぎり分けて、円盤状にして熱湯で茹でていきます。
熱湯で茹でていきましょう。
茹でている間に、片栗粉を準備します。流し台の作業場などに、ラップをひき、その上に片栗粉を多めに出して伸ばしておきます。
浮いてきて、粉っぽい白から少し透明感が出てきたら引き上げます。時間にして3分ぐらいかな。
準備していた片栗粉の上に等間隔で置いていきます。出来るだけ水分は振るい落としておきましょう。
3)お餅を冷ましながらこしあんを準備していきます
こしあんの袋の角を1箇所ハサミで切り、餡をチューブから絞り出すようにしてお餅に載せていきます。
4)いちごを載せていきます
餡の上にいちごを逆さまに立てていきます。
こちらの方が写真映えしますが、これは失敗例です。いちごが逆です。私、最初間違えちゃいました。
こっちが正解です。
5)お餅とこし餡を引き延ばしながら、いちごを包み込んでいきます
いよいよ大詰めです。手に片栗粉を十分つけてから、一つを手に持ち、少しずつお餅を引き延ばしながら、こし餡もいちごを満遍なく包み込むようにしていきます。
お餅がいちごを満遍なく包み込んだら、てっぺん部分でお餅をくっつけて、閉じてしまいます。
※綺麗に包み込むためには、お餅がまだ少し温かい時にやるのがコツです。冷めてしまったら硬くなり、引き延ばしに苦労します。
※残念、この間は写真がありません。すいません、両手がふさがってしまい・・・・
6)てっぺんをくっつけたら裏返して完成です
くっつけた部分は見栄えが悪いので、裏返して下部にして見えなくします。少し形を整えて完成です。
逆さにしていちごのとんがり部分が上から見えるようにします。
少し、いちごの赤さが見えるぐらい薄く包み込んだ方がいちご大福らしくて私は好きです
今回は、お餅を早く冷ましてしまい、引き延ばしに苦労してしまいました。
食べてしまえば一緒なのですが、いちご大福は見た目も大事。白いお餅の外観にうっすらとあんこの色合いが見えていて、
その中にひっそりと赤いいちごが見え隠れしているぐらいの作りが和菓子らしい外観と言えるでしょう。
あまり、片栗粉をつけすぎると粉っぽくなりますので、最後はくっつかない程度に振るい落としておきましょう。
まとめ
さあ、完成です。私は、家族と夕食後のデザートととしていただきました。夕飯後のデザートだというのに、
一人2個はぺろっと食べられました。餡も甘すぎず、いちごの甘さととても相性がよく、いちごの甘酸っぱさと
こしあんの優しい甘さがとても調和し、さっぱりとした甘さで何個でも行けそうでした。
皆さんもどうぞご家庭で試してみてくださいね。
安い材料費で、楽しめて美味しい。本当にオススメです。
これからもどんどんいちごの美味しさを楽しむレシピを紹介していきますので、
どうぞお楽しみに。
あっ、よくよく考えてみたら、いちごの置き方を失敗したこのパターン、これはこれでこのまま食べればありかもしれませんね。