いちご雑学シリーズでは、いちごの意外に知られていない魅力や情報をお伝えします。いちご狩りや、デートでスイーツを食べる時など、どや顔でぜひ披露してみてください(笑)
いちごはバラ科って知っていましたか?!
いちごはバラ科の多年草の一種で、正式にはオランダいちご属に含まれます。バラ科なんですね。棘があるわけではないのですが、どこにバラ科の特徴があるんでしょう?確かにバラもローズヒップという赤い実をつけますが・・・・・。
ローズヒップとは、バラ科の植物につく実のことで、10~11月に収穫の時期を迎えます。
お尻を意味する「ヒップ」と名前に付いていますが、じつはバラの果実を意味する言葉でもあるんですよ。この実は、同量のレモンと比較するとビタミンCが20倍もあってとても美容にいいため、ローズヒップティなどにして飲まれていますね。
ちなみに、いちごの赤い部分は実は果実ではないんです。
いちごの本当の果実部分は、いちごの表面に無数に付いているつつぶつぶの部分なんですよ。果実に見える赤い部分は専門的な用語では「果托が肥大した偽果(ぎか)」というんです。イチジクの実も同じで、実の部分は中にあるつぶつぶの種のように見えるものが果実なんです。
どうでしたか?果実の話一つとっても、いちごのことを全然わかってなかった〜って思ったでしょ。