いちご狩りのベストシーズンは２月
いちご狩りの実施時期はおおよそ１月〜５月。長くて６月。今では、四季なりいちごの栽培や、ハイテク施設での栽培などで年中可能な場所もあるのですが、やはりベストシーズンはその中でも２月〜３月と言えるでしょう。この時期のいちごは、いちご苗のなり疲れがなく、元気な苗からできる新鮮ないちごが楽しめるのです。
※一部ビニールハウス栽培ではなくて、露地露天で栽培されている農家さんの場合だと自然の天候の元になりますので、５月がベストシーズンとなりますので、事前に調べておくといいでしょう。
雑学）いちご農家さんで栽培するいちご苗は、通常５回ほど「開花→実の完熟」を繰り返します。専門用語で１番花、２番花とも言いますが、要は実のなる期間を５回転させるわけです。いちご農家さんはこの回転を数あるハウスの中でうまく回しながら常にどこかのハウスではいちごが完熟している状態を作っておくんですね。たまに、いちご狩シーズン中にも関わらず「今は予約を止めている」と申し訳なさそうに予約を断られることがあるのですが、それはこの回転が全て重なってしまい一斉に完熟してしまって一斉に実がなくなってしまったのだと思います。
いちご狩りのベスト曜日と時間帯は？
ズバリ、平日水曜日の朝一番。
ちゃんと理由があって、まずいちご狩りは土日に集中しますよね。そこでたくさんの完熟いちごが食べられてしまいます。次のいちごが完熟するのを待つと土日の後の水曜日がちょうどいいのです。
そして、朝一が良い理由は、比較的お客さんが少なく空いている時間帯なのでゆったりと楽しめるのと、朝一だとビニールハウスの室温がそれほど高くなく快適なのと、何よりもいちごが冷えた状態で摘み取れて美味しくいただけるということです。
室温が高く暑い室内で、実の温度が高く生ぬるいいちごを食べても楽しめないですよね。
ですから、無理を承知で言いますが、デートでいちご狩りに行くなら、彼女と有給とって、２月の水曜日の朝一に予約をするのが一番いいのです。それぐらいの価値はありますよ。
後、別のページでも紹介していますが（→いちご狩りの施設選びのポイント）、いちご狩りはあっと言う間に終わってしまうので、近隣の観光スポットを調べておいて、それも合わせて楽しむプランが一番いいのです。そしてこの平日に行く計画をすると、温泉に行っても遊園地に行っても、どこも空いていて安くて、いいことづくめなんです。
私たち農家のスタッフも、大勢がいらっしゃる土日よりも、どうしても空いている平日にいらっしゃるお客様の方が丁寧に接客もできますから、お客様も農家さんとお話ししたりすることも楽しみたいなら平日が狙い目になるのです。